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2次曲面には,楕円面,一葉双曲面,2葉双曲面,楕円放物面,双曲放物面などがあります. ここでは,方程式(2次多項式)とその方程式に基づいて計算され,表示される2次曲面モデルとの関係について,実際に方程式を変化させながら理解してください.
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画面上部には,方程式に基づいて計算される2次曲面モデルが表示されます.2次曲面を回転したり,方程式を変更して,2次曲面の変化を確認することができます.
・モデルの回転
モデルの表示領域をマウスでドラッグすると,モデルが回転します. レンダリング方法がShading(陰影表示)の場合でも,モデルの回転操作を行っている間は描画を高速化するためにワイヤフレーム表示となります.
・モデルのメッシュ密度の選択
モデルのメッシュの粗密をラジオボタンで選択すると,2次曲面の描画時にこの選択が反映されます.コンピュータの性能に応じて,Coarse,Mid,Fineのいずれかを選択してください.
・レンダリング方法の選択
レンダリング方法をラジオボタンで選択すると,表示されているモデルのレンダリング方法が切り替わります.Wire Frame(ワイヤフレーム)とShading(陰影表示)のどちらかを選択できます.
・2次曲面の描画実行
Displayボタンを押すと,現在指定されている方程式で表される2次曲面が計算され,表示されます.
・レンダリング時の色の調節
レンダリング方法がShading(陰影表示)の場合は,Colorスライダーをドラッグすると,レンダリング時の色を調節できます.このスライダーは色を形式で表した場合の値を変化させます.
・モデルの表示倍率の指定
Scaleスライダーをドラッグすると,モデルの表示倍率が変更されます.右にドラッグすると大きく表示され,左にドラッグすると小さく表示されます.モデルが画面に収まらない場合や,小さすぎる場合にはこのスライダーで調節してください.
・方程式の変更
画面下部の数式に含まれる複数のボタンを押すことで,各項の符号(+-),各項の分母(1,2,または3),および右辺(0または1)の値を変更できます. 好みの方程式を生成してください.2次曲面の描画実行時にこの選択が反映されます.