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2013年4月に 広島修道大の西田研究室は発足しました(CG研究は43年になる). (下記の業績・評価のまとめ参照)

新聞記事等は著作権を考慮して研究室内限定で公開してるものもあります


SIGGRAPH2005 S.A.Coons Award受賞ニュース
G.ルーカスと同じセッションでの受賞講演なのでStarWars風

以下は東京大の退職前の情報

業績・評価

国立大は定年になりましたので、業績や評判などをまとめてみた(2012.4)。
  • 論文業績: ほぼ270編の査読論文(CG界で権威ある 学会SIGGRAPH 15件、EUROGRAPHICS 18件含む)、国内口頭発表335件以上(査読付発表79件含む)、解説記事54件、 (専攻内で論文数, h-indexがトップクラス)
      1970年からCGの研究を開始し日本のCGパイオニアと称されている。グラフックス分野の世界順位(h-index順Arnetminer, 論文引用数順academic research)では日本人で1位、 またgraphics分野の Active authors(世界ランキング20人に含まれる)として紹介, 西田の論文検索; academic research, Arnetminer
  • 招待講演; 海外25回以上(他に米国LAでの受賞講演、米国内の講演旅行、台湾内講演旅行も)、国内約90回
  • 受賞; 情報処理学会から研究賞受 賞(現山 下記念研究賞:CG分野で初)、ACM SIGGRAPHから Steven A.Coons Award受賞(CG分野のノーベル賞、アジア初:数社の新聞で報道)、画像電子学会フェロー授与など 20件受賞、 画像電子学会において「西田賞」(日本の優れたCG論文に授与)が創設された。また、研究室内学生はこの14年間で40件以上受賞。
  • 書籍: 著書20冊、訳書1冊、西田の論文が引用された書籍50冊 (日本人のCG論文としては最多)
     Nishitaがタイトル“Japanese Computer Scientists: Yukihiro Matsumoto, Makoto Murata, Nobuo MII, Ken Sakamura, Tomoyuki Nishita, Jun Murai, Hiroshi Ishii”に使用された書 籍(著名な日本人コンピュータサイエンティスト12名紹介), 世界的に著名なCG研究者28人を紹介した書籍がある
  • 学会活動/社会貢献; 画像電子学会会長、画像電子学会ビジュアルコンピューティング委員会委員長、情報処理学会GCAD研究会主査、国際会議Chair(及び論文 Chair)5回、国際会議論文委員50回(SIGGRAPH論文委員 5回を含)、国際的学会誌編集委員 4件など学会委員、また協会理事、会社顧問 4件を歴任

  • Web上での紹介; 日本語版Wikipedia; 西 田友是, ス ティーブン・A・クーンズ賞, ラ ジオシティ, コ ンピュータ関連人物, 日 本の工学者、  英語版Wikipedia;Tomoyuki_Nishita, Coons Award
     学者・研究者のリンク集(ノーベル賞受 賞者を含む日本の509名)で紹介、広 島大出身の著名人出 身高校の著名人(110周年記念DVDで、活躍する卒業生6人として紹介;動画)、福 山大学の関連人物として名前が挙げられてる。検定試験で西田の名前を回答する問題(CG検定試験、ブ リン検定など)もある。 西 田の紹介: 天才 ハッカー西田の比べて年表(CG の生みの親サザーランドと年表比較)、  musiumWhitehead School
  • 研究科外部評価委員会で、研究科を代表する受賞者3人の1人として紹介された


    参考(ひとりごと):  会社6年、私立大学19年、国立大13年以上と幅広い経験ができた。CGは長く学問として認知されてなく、当時国立大ではCGの講義はなかったが、CG分 野で海外での知名度が高いということで声がかかり1994年から東大でのCGの講義担当(当初非常勤)、1998年から専任の教授になり、平成15年から 情報科学科の必修講義となり、CGの重要性が認識された。(日本で最も早くCGの研究を開始し、最も長くCG講義を経験)
     国際面では、多いときは研究室の留学生が6割にもなり、西田研に、東大雇用の客員教授がこの11年で7人も(欧米・アジアから)滞在、外部資金で1人が 長期滞在した。海外経験に関しては、39歳(1988)で米国ユタ州(当時はCGのメッカはユタ)の大学に1年間、56歳(2006)にはサバティカル (サバティカルを実施してる国立大は殆ど無いが、柏キャンパスで第1号)として欧米アジアの6大学(テキサス大、スイスETHなど)に滞在した。(海外出 張 89回)
     研究資金は、異分野の業種を含め企業から十分な寄付金を提供して頂いた(近年企業からの寄付は得られない現状にかかわらず)。おかげで学生はプロジェク トのための研究はする必要はなく自由にテーマを決めれた。また研究室の8割以上の学生が国際会議で発表したが、これらの旅費も十分賄えれた。
     趣味は、Jazz演奏で大学時代ギター、近年はキーボード演奏で時々、キャンパス内の演奏会、都内ライブハウスのジャムセッションで演奏してる。





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